毎年この日になると、私はこのことについて書くことにしている。

8月6日、そして9日。この2日に毎年心が痛む。
新潟市民として生きている自分として、この二日は忘れてはいけない日であると考えている。
つい最近、63年前の長岡左近に落ちた模擬原爆についての報道を見た。
新潟県には３ヶ所落とされたらしい。
その報道で家族を失った人についての話を聞いた時、涙が出そうになった。
いとも簡単に人の命を奪ってしまう物、そんな物が許されるわけがない。

落としたという事実は変えることはできない。そして奪い去られた命も返るわけではない。
しかし、これから「利用しない」・「作らない」ということはできるはずだ。
ウランやプルトニウムもそんなことに利用するために生まれてきたわけではないと思う。

そんな兵器を抑止力に世界平和をだなんて、はっきり言って馬鹿げた話である。
エネルギー問題が困窮している今だからこそ、兵器に対してではなくそのような問題に対する利用を考えるべきであろう。
世界にはそれ以外の問題も山積している。
何から解決すべきかも分からないほど困惑しているのも事実である。
しかし、一つ一つ解決していくしか道は無いのだ。

未来のいつか、核の「真の」平和利用がなされますように…
そして、世界中がいつも「ニコニコ」している平和な世界が訪れますように…

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