今回から1年間かけて行われることとなった事実上のアイドルマスターシンデレラガールズのシンデレラガール総選挙である「Stage for Cinderella」。7月から8月にかけて予選グループAが行われて、47名のアイドルの中から本選進出の5名とプレーオフに回る10名が決定した。今回はブロックAを終えて個人的に思った雑感を書こうと思う。

まず順位表を以下に示す。

順位	アイドル名	得票率	順位	アイドル名	順位	アイドル名
1	久川凪	33.54%	6	乙倉悠貴	11	前川みく
2	大槻唯	27.25%	7	三船美優	12	財前時子
3	高垣楓	27.04%	8	森久保乃々	13	塩見周子
4	望月聖	22.02%	9	小日向美穂	14	小早川紗枝
5	新田美波	21.51%	10	櫻井桃華	15	桐生つかさ

まず今回のシステムであるが、予選対象のアイドルから5人を選択して投票するという形式である。必ず5人選択しなくてはならず(4人以下の状態では投票できない)、1票につきその5人に投票される。前回までと同様に課金と引き換えに得られる投票券の制度もある。なお無課金で獲得できる最大票数は今回のグループAの期間では1311票であった。
左の1～5位はそのまま本戦に出場、6位～15位は来年5月のGWに行われるプレーオフに回る。1位から5位は投票数の代わりに得票率が出されるようになった。票数では生々しすぎるからであろうか。

いくつかの分野に分けて見ていこうと思う。
1.ボイス有無
順位表を見ると分かるが、やはりボイス有のアイドルには一定以上の支持層がおりボイス無しは4位の望月聖と12位の財前時子さまのみであった。グループAはボイス有無の割合が有が少し多い程度のほぼ半々（グループB・Cは無の割合がやや多く、Dは逆に無の割合が結構少ない）であったがゆえ少し寂しい感じもある。ボイス無アイドルは予選でも5位以内ならば楽曲及びデレステ内イベント確定のためボイス実装確定であるために、ボイス無担当Pはボイス有担当Pに4人目や5人目として投票をどれだけお願いできたかがこの結果に表れたのであろう。その点で4位の望月聖とその担当Pにはあっぱれである。5票に1票以上の割合で投票されていたと得票率から見ても分かるからである。
ただそんなボイス無しの中で唯一の例外だったのが古賀小春であろう。U149のアニメ化が控えており、そちらで付くことが期待されているためにここでは無理をしなかったのではないか（これは後のグループB福山舞、グループC横山千佳にも言える）。

2.属性別
次に属性別に見ていきたい。属性ごとに副題を付けさせていただく。
2-1.キュート　悪い癖が出てしまった結果…
今回ある意味一番最悪な結果となったのがキュート属性であろう。来年5月のプレーオフ後に行われる本戦に誰一人として進めなかったのである。このグループAで属性別に見れば47人中クール・パッションともに17人でキュートは13人と確かに一番少ない。しかしいくらそれでも上位5人に1人も入れられなかった点は反省すべきところである。また、プレーオフにすらボイス無アイドルを出せなかったのは本当にキュートタイプ(担当P)の悪い癖であろう。昨年・一昨年のボイス総選挙でようやく解消されたかと思っていたが、やはりそうもいかなかったようである。自身の担当属性の可能性を拡げる気が無いのだろうか…その点でグループB以降に注目したい。

2-2.クール　とりあえず枠は確保したが…
やはり支持母体が強く多くの席を確保したクール属性。ボイス確定枠も1人確保し、記憶が確かならばこれでボイス有アイドル最多属性の座に躍り出たはずである。プレーオフも4枠確保している。ただ予選だから本気を出していなかったのかもしれないが、楓さんでも銅賞までしか確保できなかったのは少しハテナである。4票に1票以上は投票されており、おそらく唯とは最後まで競っていたのかもしれないが凪には遠く及んでいない。これで本当に良かったのであろうか…。また4代目CGがプレーオフ圏内に沈んだのは今後が懸念されるところである。

2-3.パッション　ワンツーフィニッシュはしたものの…
今回一番の驚きを見せたのは何といっても凪の予選1位であろう。何せ支持率を見れば分かるが3票に1票以上の割合で投票されていたと陣営以外で誰が予想できただろうか。そしてパッションでワンツーを決めた。決めたまでは良かったのだが、そこで息切れしたのか他に確保できたのはプレーオフ枠の12位時子さまのみであり、15位までの属性別に見れば一番少ない。予選出場はクールと同じ17人であったのに、やはり支持基盤の弱さが如実に表れてしまった結果であろう。特に今回パッションはボイス無の割合が多かった(クールは有11無6、パッションは有7無10)ためか、それぞれのボイス無に支持が行ってしまい共倒れに近い状態になったのかもしれない。その中でもキュート属性と違い、時子さまにボイスの可能性を残したのはまだ良かったのかもしれない。


最後に、グループB以降で考えなければならないことである。
1.ボイス無しアイドルは全力以上を出して足掻き、有権者に頼み込むこと
半分近くボイス無しのグループAですら15人中2人しか枠を確保できていない。覚悟してかからなければボイス有陣営に上位を取られて共倒れする可能性を常に頭に入れておくべき。幸いグループBとCは3対2程度の割合でボイス無が多いので、もう1枠くらいは確保できるだろうか。グループDは3対5の割合でボイス有が多いので…頑張ってください。

2.歴代CGでも一歩間違えればプレーオフ圏内すら危ういことを心すること
特に過去の総選挙で51位以下落ちした経験があるCGは、予選落ちとなると傷がさらに増えることになりかねないので注意。

3.プレーオフに滑り込めたと言っても安心してはいけない
今回投票したPは分かると思うが、投票数報酬としてプレーオフ・本戦の投票券も配布されている。プレーオフ用は1票、本選用は15票だった。
もしかしたらの話ではあるが、本選は各予選15票＋有償で追加で確保可能だが、プレーオフ(5日間)は各予選1票＋ログボで毎日1票の5票加算の各P9票でさらに有償追加無しとかいう可能性もある。
各予選から10人の計40人がたった9票、もしかしたらログボも無しの最大4票での投票かもしれない。予選から本戦に行った人数の割合(47ないし48人から5人)からして、プレーオフからも1割程度と考えるのが妥当であろう。そうなると40人で枠はたった4ないし5しかない。しかも精鋭揃いのプレーオフとなるとこちらを通る方が予選からより難しいのではないか。
歴代CG4名かつボイス有が30人(ボイス無18人)と多いブロックD終了から半月足らず(結果発表後からなら8日後)で始まる上に期間もたった5日のプレーオフ、(特にプレーオフに回った)ブロックD担当P陣営の勢いそのままに行われることになるため、A・B・Cのプレーオフ出場担当P陣営はそれを覚悟の上で臨まないとならない。


まあ言いたいことはこれなんです。昔の某ネタのコピペ改変ですが。
Stage for Cinderellaでは、例外はまぁグループAのアイドルで一人例外がいるんですが、本戦に進むことから始めよって言う意味で、5位以内狙いより始めよ。
本戦への進出狙いからスタートしてください。あの、こういう風に考えちゃダメですよ。
ねぇ、CGになる可能性があるからと言って、プレーオフに入れるくらいで票を抑える、論理的に言ってることは正しいですが、40人の精鋭が揃うプレーオフを勝ち抜ける条件なんて、この予選から直接突破する以上に大変ですからね。

あのな、シンデレラガール総選挙だったらＰは、指定順位位以内を狙ってくれるんだよ。ちゃんと入らないと選抜にならないから。
でもこれがSfCだと、これがSfCだと、突然誘惑に負けて、プレーオフでも良いというＰが多いんだよね。ダメだよ。どんな予選でも誘惑振り切って投票だ。

予選における投票計画やダイマをして、目標とされた数を目指すように投票をする。他のＰにも投票をお願いする。
こっから出てくるのは何だ？本戦出場、予選を通るように入れた時の投票率！
だから努力とダイマとお願いが要るわけだ。
出来ないアイドルは出られねえよぉ！予選を通らないアイドルなんだから。本戦に通るようなアイドルの投票率が出るんだから。
このアイドルで言うとこの三つが出るわけだ。

本戦の出場とイベントの確約は等しいですから、このミッションやセットから出てくる、投票券を投票すればいい。それが、アイドルへの希望であり、アイドルの未来かもなのだから。

でね、難しいこと先に言っちゃうと、この投票券っていっつもいっつもあるわけじゃないんですよ。いいですか？いやなぜってさ、君らイベントミッションなんて知ってる？美城専務の姿をしているよねーイベントミッションって。例えばよ、このイベントミッションのこの中から投票券何枚貰えますかって言われたら何枚貰える？
みんな見ろ見ろー、いいかー、一個、ねー、それから、二個、それから三個、ミッションは三個、得られた枚数数えてみ。
10枚、10枚、10枚1枚(ログボ)。あらあら、3個31枚だ。こういうミッションからみたいな投票券は、1日31枚(イベント開催日)あるんだよー。いいかー？それから、スタミナまで消費すれば、これ1週間で250枚まで貰えるんだよー。課金が合計2500ジュエル以上になると、もう、投票券を買わないような(気持ちに)戻れない。無償で貰える投票券と合計投票券数は等しくならない！だから無償の投票券だけじゃ勝てない！でも安心して。
190人出てくるような、Stage for Cinderella、そっから予選を突破できるか問題！
いつも、営業やスタミナ消費だけで成り立つ、投票と未来が一対一対応する、もう後には引けないようなベーシックなミッションしか出されないから！安心して担当Ｐ達は！自らの1000票以上の無償投票券との交換を願い出たらいいんだよ。

ただな、この戦法を覚えたからといって、全ての予選に通るようになったなどと思うな。所詮、ミッションや課金で手際良く作られた票という票数の中でしか、タクトを握れないＰに過ぎないんだ。いいかー？だから予選を通るためだってそれでいいんだよ。