共通衣装の誕生と相成った綾瀬穂乃香・工藤忍・喜多見柚・桃井あずきの4人。

[プリマ・ガール]綾瀬穂乃香＋　[スクールスタイル]工藤忍＋
[フレンズ大作戦]桃井あずき＋　[フレンズホリデー]喜多見柚＋

このように登場順に並べてみると、衣装等の共通点というものがよく見て取れる。

まずは上段同士、下段同士の二人を見てもらいたい。
穂乃香・忍とあずき・柚である。
この組み合わせは前者が「第4回ドリームLIVEフェスティバル」に登場した初代のフリルドスクエア、後者が2014年9月3日現在開催中のイベント「第8回ドリームLIVEフェスティバル」に登場したフリルドスクエアである。
前者二人は名前の2文字目が「の」、後者二人は「ず」という共通点も存在する。
余談ではあるが前者は16歳(忍)と17歳(穂乃香)の東北組、後者はともに15歳の関東甲信越組である。

衣装等に関してであるが、共通点は大きく二点。
まず内側に向けて上げている手の形がそれぞれ同じなのが見てとれる。この手であるが、それぞれの利き手である（あずきと穂乃香は右利き、柚と忍は左利き）点に気が付けた人は鋭い。もともとは二人だけの形だったが、四人にする上でやはり後発二人もそうしようと考えたのではないか。
また手袋・スカートに使われている色であるが、前者は紫系、後者は赤系という点もある。これは次の組の共通点に話が繋がるので覚えておいていただきたい。

次に左列同士、右列同士の二人について。
穂乃香・あずきと忍・柚である。
この組み合わせは文字数という共通点が挙げられる。名前の読みは柚だけ一文字少ないが、フルネームだと前者はともに5文字、後者は4文字以下で書けるというのは小さいながら注目していい点であろう。
また前者は初期登場組、後者は追加組でもある。とはいえ、穂乃香・あずきと柚にはさほど間が無いのでこの点は無視しても構わないだろう。但しあずき・穂乃香・柚は初期の頃のイベントの完走報酬SRとして連続で登場している点と、忍の初登場は柚のこの再登場とさほど時期が変わらない点は記憶に留めておいていただきたい。

衣装という面での共通点は特に重要なのが二点ある。
その前に細かい点をまず2つほど。
まず挙げている手があるのだが、それは一つ前の組で出た利き手で説明しているので省略する。当然のことながら身体の向きの関係上、スカートのリボンの位置もそうなったと考えられる。
またこれも細かい話になるが髪型も前者二人は黒い長めのロング、後者二人は茶色のショートであるという点も実に面白い。
さてここで重要なのはスカートであるのだが、前者と後者では違うタイプのものを着ているのがこう並べるとご理解いただけるだろうか？前者は1段、後者は2段のものをはいているのである。
さらにもう一点、ブラウスのラインに注目していただきたいのだが、前者二人は青や紫の寒色系なのに対し、後者は赤系である。これは3行前に出たスカートにつけているリボンや手袋の色でもある。これは筆者の推測であるのだが、忍とあずきはブラウス（＋手袋・スカートのリボン）の配色を交換したのではないかと思われる。胸に付けている花のフリルの色やスカートの色からして本来逆でないと他の二人みたいにはならない。この点から、当初より3人以上を計画していたことも推察きる。

最後に対角線同士の二人について。
穂乃香・柚と忍・あずきである。
特にこの組み合わせ自体には共通点が無いといえば無いのだが、前者は制服コレクション2013の同期組である。後者は属性が同じキュートであるのは自明である。

ここまででこの組み合わせには共通点は一見無さそうだが、衣装に関する共通点はまだ残っている。
ブラウスの肩の部分に注目していただきたい。そう、前者は肩が隠れているのに対して後者は肩出しのノースリーブである。穂乃香はバレエの頃の癖で肩を出すのは躊躇われていたと思われるが、柚がなぜこうなったのかはちょっとした謎である。

なかなか奥の深いフリルドスクエア、これからも注目していきたい。